国産大豆粉を使用した低糖質麺
茶葉エキスパウダーを使用しております。
桑葉には特有成分としてDNJ(1-デオキシノジリマイシン)が含まれています。DNJは桑以外の植物にもわずかながら含まれていますが、豊富に含まれているのは桑葉だけです。DNJの化学構造はブドウ糖(グルコース)に非常に似ていて、ラピノース環内の酸素原子(O)が窒素原子(N)に置き換わった構造をしています。このように、DNJの化学構造がグルコースと酷似しているため、DNJは糖質の吸収に関与する小腸のマルターゼやスクラーゼなどを拮抗阻害することで、二糖類から単糖類への分解を阻害します。
摂取した糖質は、消化酵素により分解されて小腸から単糖の形で吸収されますが、DNJにより二糖類から単糖類への分解が阻害されると小腸で吸収されないので、食後血糖値の急激な上昇が抑制されます。
小腸で吸収されなかった糖質は大腸に運ばれ、大腸内に存在する細菌によって分解されます。その際に炭酸ガスや水素ガスの発生、および酢酸や乳酸などの有機酸の生成が起こることで、大腸が刺激されて便通の改善が起こります。
小腸で吸収されなかった糖質は大腸に運ばれ、大腸内に存在する細菌によって分解されます。その際に炭酸ガスや水素ガスの発生、および酢酸や乳酸などの有機酸の生成が起こることで、大腸が刺激されて便通の改善が起こります。
茶葉の食後血糖値抑制効果
糖尿病発祥の予防効果の可能性
糖尿病を発症するラットに桑葉粉末を飼料に5%混ぜて54週間与え続けるという研究を実施しました。
その結果、桑葉を与えない群が46週目には空腹時血糖値が340mg/dLまでに上昇して糖尿病状態を示したのに対し、桑葉を与え続けると血糖値の上昇がほとんどなく、糖尿病状態も認められないことが明らかとなりました。また、血中のインスリン値についても測定したところ、正常ラットの場合、血中のインスリン量はブドウ糖を与えることで一時的に上昇しますが、糖尿病状態になったラットでは、このインスリンの上昇は認められませんでした。しかし、桑葉を与え続けたラットでは、血中のインスリン濃度が正常ラットと同様にブドウ糖の摂取に伴って上昇する事が確認されました。
これらの結果から、桑葉が糖尿病を予防し、糖尿病の特徴であるインスリンの分泌能力低下を改善する可能性が示されました。
その結果、桑葉を与えない群が46週目には空腹時血糖値が340mg/dLまでに上昇して糖尿病状態を示したのに対し、桑葉を与え続けると血糖値の上昇がほとんどなく、糖尿病状態も認められないことが明らかとなりました。また、血中のインスリン値についても測定したところ、正常ラットの場合、血中のインスリン量はブドウ糖を与えることで一時的に上昇しますが、糖尿病状態になったラットでは、このインスリンの上昇は認められませんでした。しかし、桑葉を与え続けたラットでは、血中のインスリン濃度が正常ラットと同様にブドウ糖の摂取に伴って上昇する事が確認されました。
これらの結果から、桑葉が糖尿病を予防し、糖尿病の特徴であるインスリンの分泌能力低下を改善する可能性が示されました。